Webブラウザ

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開発

JavaScript入門:動きのあるウェブページを作ろう

「JavaScript」は、ホームページに動きや変化をつけるための言葉です。例えば、ボタンを押した時の反応や、カーソルを合わせた時の変化などは、この言葉によって作られています。これは、ホームページを作るための基本的な言葉である「HTML」の中に埋め込むことで効果を発揮します。つまり、ホームページを見ている人の操作に合わせて、画面が変化する仕組みを作ることができるのです。ホームページに載っている情報が、ただ表示されるだけでなく、見る人の操作によって変化する、生き生きとしたページを作ることができるということです。 JavaScriptは、簡単にプログラムを書ける言葉の一つです。パソコンの中に特別なソフトを入れなくても、ホームページを見るためのソフト(ブラウザ)が、直接この言葉を理解して、その場で実行してくれます。そのため、ホームページを作る人は、JavaScriptを使って、色々な仕掛けを簡単に作ることができるのです。 この言葉は、昔、「サン・マイクロシステムズ」と「ネットスケープコミュニケーションズ」という会社が一緒に作りました。今では、ホームページを作る上でなくてはならない大切な技術となっています。多くのホームページでJavaScriptが使われており、インターネットの世界に大きな影響を与えています。 JavaScriptを勉強すれば、より豊かな表現力を持つホームページを作ることができ、見る人にとってより使いやすく、楽しいものにすることができるでしょう。JavaScriptは、これからのホームページ作りにおいても、中心的な役割を果たしていくと考えられます。
ソフトウェア

Javaアプレット:ウェブページに動きを

「ジャバアプレット」とは、インターネットを通して送られてきて、ホームページを閲覧するためのソフト上で動く小さな仕組のことです。これは「ジャバ」という特別な言葉で書かれており、これを使うことで、本来動きがないホームページに動きや、利用者とやり取りする機能を付けることができます。 例えば、絵を動かしたり、簡単な遊びをしたり、利用者の入力に応じて画面の表示を変えたりすることが可能です。例えるなら、ホームページの中に埋め込まれた小さな道具のようなものです。 従来のホームページでは、文字や絵を表示することしかできませんでしたが、ジャバアプレットの登場によって、ホームページ上でより多くの表現が可能になりました。そのため、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、ホームページに動きをつけるための大切な技術として広く使われました。 具体的には、ジャバアプレットを使うことで、計算機のような複雑な処理をホームページ上で行うことができました。例えば、商品の値段と数量を入力すると、合計金額を自動で計算して表示する、といったことが可能でした。また、絵を描く機能を使って、利用者がホームページ上で自由に絵を描けるようにすることもできました。さらに、簡単なゲームも作ることができ、利用者はホームページ上で遊ぶことができました。 しかし、安全面での問題や、新しい技術の登場などにより、ジャバアプレットは徐々に使われなくなってきました。今では、ほとんどのホームページ閲覧ソフトがジャバアプレットを動かす機能をなくしています。とはいえ、ジャバアプレットはホームページ技術の発展における重要な一歩であり、その後の技術に大きな影響を与えたと言えるでしょう。 簡単に言うと、アプレットとは小さな道具という意味で、ジャバアプレットはジャバで書かれた小さな道具を指します。かつてはホームページに様々な機能を追加するための画期的な技術でした。
WEBサービス

お気に入り登録で快適なネット生活

お気に入り登録、別の言い方をすれば「しおり」のようなものです。これは、気に入ったホームページの場所を記憶しておく仕組みです。まるで、本に挟むしおりと同じように、後でその場所へ簡単にたどり着けるようにするものです。インターネット上にはたくさんの情報が流れています。そのため、一度見たホームページをもう一度見つけ出すのは、広い海で小さな貝殻を探すようなものです。そんな時に、お気に入り登録をしておけば、目的のホームページへすぐにアクセスできます。この機能は、主な閲覧ソフトには、最初から備わっています。誰でも簡単に使えるようになっています。一度登録すれば、閲覧ソフトを閉じても、パソコンを再起動しても、情報は消えません。まるで、広いインターネットの海を案内してくれる羅針盤のようです。また、お気に入り登録はホームページの場所を記憶するだけではありません。書類を整理するように、まとめたり、ラベルを貼ったりすることもできます。たくさんのホームページを整理して管理するのに便利です。自分の好きなことや興味のあることに合わせて整理されたお気に入り一覧表は、まさに自分だけの情報のかたまりとなるでしょう。例えば、料理のレシピを集めたホームページ、旅行の計画を立てるのに役立つホームページ、好きな作家の公式ホームページなど、様々なホームページをお気に入りに登録できます。これらのホームページは、インターネット上の様々な場所に散らばっていますが、お気に入り登録を活用することで、一つの場所にまとめて管理できます。まるで、自分だけの図書館を作るようなものです。さらに、最近の閲覧ソフトでは、お気に入りを仲間と共有する機能も備わっています。これは、共通の趣味を持つ仲間と情報を交換したり、仕事仲間とプロジェクトに関する情報を共有したりする際に役立ちます。このように、お気に入り登録は、インターネットをより便利に活用するための、なくてはならない機能と言えるでしょう。
ソフトウェア

閲覧ソフト:インターネットへの入り口

画面に映し出される文字や絵、動画などの情報を表示する役目を担うのが閲覧ソフトです。日頃、特に意識することなく利用している、まさにインターネットへの入り口と言えるでしょう。インターネットで何かを見たい時に必ず必要となるものです。この閲覧ソフトには様々な種類があり、それぞれに個性があります。自分の使い方や好みに合った閲覧ソフトを選ぶことで、より快適にインターネットを楽しむことができます。 閲覧ソフトの役割は、ただ単にインターネット上の情報を見せるだけではありません。例えば、気に入った場所を記憶しておける機能や、過去に訪れた場所を記録しておく機能など、様々な便利な機能が備わっています。これらの機能をうまく活用することで、インターネットをもっと便利に使いこなすことができます。まるで、よく行くお店を覚えておいたり、旅行で訪れた場所を記録しておくようなものです。 また、閲覧ソフトは常に進化を続けています。新しい技術が取り入れられたり、便利な機能が追加されたりすることで、より快適で安全にインターネットを利用できるようになります。定期的に最新の物に更新することで、常に快適で安全な環境を保つことができます。これは、家の鍵を新しいものに取り換えることで、防犯性を高めるのと同じです。 閲覧ソフトはインターネットを安全に利用するためにも欠かせません。セキュリティ機能が強化された閲覧ソフトを使うことで、悪い目的を持った場所や、機械を壊してしまうウイルスからパソコンや携帯電話を守ることができます。最近では、個人の情報を守る機能が充実した閲覧ソフトも増えてきており、プライバシー保護にも役立ちます。これは、家の門に鍵をかけるのと同じくらい大切なことです。 このように、閲覧ソフトはインターネットを快適かつ安全に利用するために無くてはならない存在です。自分に合った閲覧ソフトを選び、正しく使うことで、インターネットの世界をより豊かに楽しむことができるでしょう。
ソフトウェア

サファリ:アップルのウェブブラウザ

「サファリ」とは、米国企業のアップル社が開発した、誰もが知るインターネット閲覧ソフトです。このソフトは、アップル社製の機械、特に「マック」や「アイフォーン」、「アイパッド」といった機器に初めから搭載されているため、利用者も多いです。サファリは速く動くことと洗練された見た目で知られており、快適にインターネットを閲覧できるよう設計されています。 サファリは快適さだけでなく、個人情報を守る機能にも力を入れています。利用者の情報を守るための様々な工夫が凝らされており、安心してインターネットを利用できるようになっています。例えば、インターネットを閲覧した記録や、一時的に保存される小さなデータ、閲覧した内容を記憶しておく仕組みといった、様々な情報を自動で消す機能が備わっています。 また、ウェブサイトが利用者の行動を追跡するのを防ぐ機能も搭載されています。ウェブサイトの中には、利用者がどんな商品を見ているか、どんなページを訪れたかを記録し、広告に利用するところもあります。サファリはそうした追跡を遮断することで、利用者の情報を守ります。これらの機能は、プライバシーを重視する利用者にとって大きな利点と言えるでしょう。 さらに、サファリはアップル製品との相性が非常に優れている点も特徴です。例えば、アイフォーンで見ているウェブサイトをそのままマックで開いたり、パスワードなどの情報を機器間で共有したりすることができます。これは、複数のアップル製品を使っている人にとって、非常に便利な機能です。このように、サファリは快適性、安全性、そして利便性を兼ね備えた、優れたインターネット閲覧ソフトと言えるでしょう。
ソフトウェア

ウェブブラウザ:インターネットへの扉

画面に映る文字や絵、動画、音楽など、インターネット上にある様々な情報を表示する道具、それが「閲覧ソフト」です。普段、何気なく見ているホームページも、この閲覧ソフトを通して表示されています。インターネットの世界への入り口とも言えるでしょう。 閲覧ソフトは、ホームページを作るための設計図のようなものを読み解き、文字の大きさや配置、色などを画面上に再現します。ホームページに載っている写真や動画、音楽といった様々な種類の情報も、閲覧ソフトが処理することで、私達が見て聞いて分かる形に変換してくれます。例えば、写真なら、その大きさや色に合わせて画面に表示し、動画なら、動きに合わせてコマ送りに表示し、音楽なら、音符の情報を音に変換して再生します。 最近では、ただホームページを見るだけでなく、様々な機能が追加されています。例えば、よく見るホームページを保存しておいて、すぐに開けるようにしたり、ホームページにログインするためのパスワードを安全に管理したり、といった機能です。また、閲覧ソフトに新しい機能を追加できる「拡張機能」と呼ばれる仕組みもあり、自分好みに使いやすく改良することもできます。例えば、ホームページ上の広告を非表示にしたり、特定の言葉を別の言葉に置き換えたりといったことも可能です。 このように、閲覧ソフトはインターネットを快適に利用するための、なくてはならない道具となっています。日々進化を続け、より使いやすく、便利な機能が追加されています。インターネットの世界を探検する仲間として、閲覧ソフトを使いこなすことは、とても重要と言えるでしょう。
ソフトウェア

小さなプログラム、アプレット:ウェブページを豊かに

皆様、電子世界への入り口である画面をご覧になっている時、文字や絵だけでなく、動きのある映像や遊び心のある仕掛けに出会うことがあるでしょう。こうした、見ている私たちを楽しませ、より多くの情報を伝えるための仕掛けの一つに、小さなプログラムである「埋め込みプログラム」があります。この「埋め込みプログラム」は、画面に表示される情報の中に組み込まれており、皆様が見ている場所、つまり閲覧画面の中で直接、作動します。 通常、画面に表示される情報は静的なもの、つまり動きません。しかし、この「埋め込みプログラム」を使うことで、静的な情報だけでなく、様々な機能を付け加えることができます。例えば、動きのある絵や映像を表示したり、簡単な遊びを組み込んだり、あるいは、閲覧者と画面がやり取りできるような仕組みを作ったりすることが可能です。 この「埋め込みプログラム」は、いわば小さな職人です。大きな工場で働くのではなく、皆様の見ている画面という限られた場所で、様々な仕事をこなします。そのため、大きなプログラムのように多くの機能を持つわけではありませんが、特定の作業を効率的に行うことができます。また、この「埋め込みプログラム」は、画面を表示する道具である閲覧画面と密接に連携して動作します。そのため、閲覧画面の機能を拡張し、より豊かな表現を可能にします。 この文書では、この「埋め込みプログラム」の基本的な知識、その仕組み、使うことによる利点、そしてこれからの展望について、詳しく説明していきます。皆様が電子世界をより深く理解し、楽しむための一助となれば幸いです。
ソフトウェア

今こそ振り返るIE、その功績と限界

「接続しました」という音と共に、青色の「e」のマークが画面に現れる。かつて、多くの人がインターネットに接続する際に目にした光景でしょう。インターネット閲覧ソフト「インターネットエクスプローラー」、通称「IE」は、ウィンドウズ95という家庭向けパソコン向けの基本ソフトと共に登場し、瞬く間に世界中に広まりました。それまでのインターネットは、限られた企業や研究機関、一部の愛好家だけが利用するものでした。操作も複雑で、専門的な知識が必要でした。しかし、IEの登場は、そんな状況を一変させました。分かりやすい操作画面と、ウィンドウズ95との連携によって、一般の人々でも手軽にインターネットを利用できるようになったのです。 マウスを数回クリックするだけで、世界中の情報にアクセスできる。この手軽さは、人々に驚きと感動を与えました。今でこそ当たり前のことですが、当時は画期的な出来事でした。IEの登場以前は、文字情報が中心だったインターネットに、画像や動画、音楽など、様々な表現方法が加わり、より豊かなものへと変化していきました。人々は、IEを通してニュースを読んだり、買い物をしたり、遠く離れた友人と連絡を取り合ったりと、様々な活動を行うようになりました。インターネットは、単なる情報収集の道具ではなく、人々の生活に欠かせないものへと変わっていったのです。IEは、まさに情報化社会の幕開けを象徴する存在であり、その後のインターネットの発展に大きく貢献したと言えるでしょう。 青い「e」のマークは、多くの人にとって、インターネットそのものを象徴するシンボルでした。それは、新しい時代への扉を開く鍵であり、未知の世界への入り口だったのです。