text

記事数:(2)

ソフトウェア

コピー&ペースト:使い方と注意点

写し貼り付けは、電子計算機を扱う上でなくてはならない機能です。文字や絵、数値などを選んで複写し、別の場所に貼ることができます。この操作によって、同じ内容を何度も打ち込む手間を省き、仕事の効率を大きく上げることができます。例えば、長い文章を何度も打ち込む代わりに、一度写し貼り付けをするだけで済みます。 写し貼り付けは、文章作成だけでなく、様々な場面で使えます。例えば、絵や写真なども写し貼り付けができます。ホームページの場所を示す文字列や複雑な計算式なども、写し貼り付けを使うことで簡単に打ち込めます。また、表計算ソフトで作成した表の一部を別の表に写し貼り付けたり、プレゼンテーション資料に画像を挿入する際にも、この機能は非常に役立ちます。 多くの応用ソフトで、写し貼り付けは共通の操作方法で利用できます。文字や絵などを選択し、右クリックで表示されるメニューから「写す」を選びます。次に、貼り付けたい場所で右クリックし、「貼る」を選びます。あるいは、キーボードの近道を使うことで、より速く操作できます。写す操作は「制御キー」と「C」を同時に押し、貼る操作は「制御キー」と「V」を同時に押します。これらの近道を覚えておくと、作業速度をさらに高めることができます。 写し貼り付けは、単に同じ内容を繰り返すだけでなく、編集作業の効率化にも貢献します。例えば、文章の一部を別の場所に移動させたい場合、切り取り機能と組み合わせて使えます。切り取りは、選んだ部分を元の場所から削除して写す操作です。キーボードの近道は「制御キー」と「X」です。切り取った部分を別の場所に貼り付けることで、文章の構成を簡単に変更できます。また、書式設定を維持したまま写し貼り付けたり、書式設定だけを写し貼り付けることも可能です。これらの機能を使いこなすことで、より高度な編集作業を効率的に行うことができます。
保存・圧縮

テキストファイル:中身と活用法

文字データだけを収めたファイル形式が、いわゆる「文章ファイル」です。画面に表示される文字はもちろんのこと、目には見えないものの文章の体裁を整えるための記号も含まれています。例えば、改行やタブといった記号です。これらはコンピューターにとっては特別な意味を持つ記号で、文章の表示位置や改行を操作する役割を担っています。 たとえば、パソコンに備え付けの「メモ帳」で作られるファイルは、この文章ファイルの一種です。他にも、多くのプログラムの元となる「プログラムの素」も、文章ファイルとして保存されています。 この文章ファイルは、構造がとても単純です。そのため、色々なプログラムで簡単に内容を読み書きできます。この手軽さが、文章ファイルの汎用性の高さに繋がっています。 様々な場面で文章ファイルは役に立っています。例えば、異なる種類のコンピューター間でデータをやり取りする際や、プログラムの設定を保存する際などです。他にも、プログラムの動作記録を保存する「記録ファイル」としても使われています。 文章ファイルは、文字コードと呼ばれる規則に従って、文字を数値に変換して保存しています。代表的な文字コードには、「アスキー」や「ユニコード」などがあります。これらの文字コードを理解することで、文字化けなどの問題を防ぎ、文章ファイルをより効果的に扱うことができます。文章ファイルは、コンピューターにおける情報処理の基本となる重要なファイル形式と言えるでしょう。