POSIX

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POSIX: 違う種類でも同じように使える

色々な種類の計算機システム、特に「ユニックス」と呼ばれる種類のシステムの間で、作ったプログラムが同じように動くようにするための共通の決まり事を「ポシックス」と言います。まるで、色々な会社が作ったテレビでも、電源を入れたり音量を変えたりする基本的な使い方が同じようにできるのと同じです。例えば、ある会社が作った計算機で動いていたプログラムを、別の会社が作った計算機でも変更なしで動かしたいとします。もし、これらの計算機がポシックスに沿って作られていれば、プログラムを書き直すことなく、そのまま動かすことができる可能性が高くなります。これは、プログラムを作る人にとって大きな利点です。なぜなら、それぞれの計算機の細かい違いを気にせずにプログラムを作ることができるからです。ポシックスは、計算機の「基本的な操作」を共通のやり方で使えるように定めています。例えば、ファイルの読み書きや、画面への表示、キーボードからの入力などです。これらの操作は、ほとんどのプログラムで必要となる基本的なものです。ポシックスのおかげで、プログラムを作る人は、色々な種類の計算機で動くプログラムを、より簡単に作ることができます。また、作ったプログラムを別の種類の計算機に移植するのも容易になります。これは、ソフトウェア開発のコスト削減や時間の節約につながります。テレビのリモコンの例で考えると、もし各メーカーが全く異なるボタン配置のリモコンを作っていたら、新しいテレビを買うたびに使い方を覚え直す必要があります。しかし、基本的なボタン操作が共通化されていれば、どのメーカーのテレビでもすぐに使うことができます。ポシックスも同様に、計算機システムの共通化を進めることで、ソフトウェア開発をよりスムーズにしています。