IP-VPN

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インターネットVPNとは?安全な通信を実現

皆さんが普段使っている、世界中に張り巡らされた情報網、いわゆる「情報の大通り」のようなものを想像してみてください。この大通りは誰でも自由に使える反面、情報漏洩の危険性も孕んでいます。まるで、人通りの多い場所で大切な手紙をそのまま持ち歩くようなものです。インターネット仮想専用線(インターネットVPN)は、この大通りに自分たちだけが使える「秘密のトンネル」を掘るようなものです。このトンネル内を通る情報は暗号化されるため、第三者に見られる心配がありません。従来、企業が支店間や、外出中の社員と社内をつなぐためには、専用の通信回線を敷設する必要がありました。これは、いわば自分たちだけが使える専用の道路を建設するようなもので、莫大な費用がかかります。しかし、インターネットVPNを利用すれば、既存の情報の大通りに秘密のトンネルを掘るだけで安全な通信が可能になるため、専用回線を敷設するよりもはるかに低コストで実現できます。まるで、高速道路に自分たち専用のレーンを確保するようなものです。例えば、遠隔地の支店と本社間でやり取りする重要な営業情報や、外出中の社員が社内システムにアクセスする際など、インターネットVPNは機密情報を守る上で重要な役割を果たします。秘密のトンネルを通ることで、情報が盗み見られたり、改ざんされたりするリスクを大幅に減らすことができるのです。このように、インターネットVPNは、費用を抑えつつ、安全な通信を実現するための、現代社会には欠かせない技術と言えるでしょう。
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企業ネットワークの強い味方:IP-VPN

多くの会社では、各地に事務所や工場などを持ち、それらを繋いで情報をやり取りする必要があります。その際、インターネットを使う方法もありますが、セキュリティーの面で不安があります。また、通信速度も常に安定しているとは限りません。そこで登場するのが、通信会社が提供する「閉域網」を使った「IP-VPN」という技術です。IP-VPNとは、インターネットのような誰でも使える回線ではなく、特定の利用者だけが使える専用のネットワークのようなものです。例えるなら、公道ではなく、自分たちだけが使える私道のようなものです。通信会社が持っている大きなネットワークの一部を、あたかも自社専用の回線のように利用できるのです。この技術を使う一番のメリットは、セキュリティーが高いことです。インターネットのように不特定多数の人が使う回線ではないため、情報漏えいや不正アクセスのリスクを減らすことができます。また、通信の品質も安定しています。インターネットのように混雑して速度が遅くなる心配もありません。そのため、音声や動画などの大容量データもスムーズに送受信できます。複数の拠点を持ち、セキュリティーと安定した通信を求める会社にとって、IP-VPNは非常に有効な手段です。まるで自社で専用線を敷設したかのような使い勝手で、重要な情報も安心してやり取りできます。導入コストや運用コストについても、通信会社と相談しながら最適なプランを選ぶことができます。