Fortran

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ソフトウェア

プログラミング言語:コンピュータへの指令

計算機に指示を出すための言葉、それが手順書き言葉です。私たちが日本語や英語で話し合うように、計算機にも専用の言葉を使って指示を出します。この計算機専用の言葉が、手順書き言葉です。手順書き言葉を使うことで、計算機の動作を細かく指示できます。例えば、画面に文字を表示する、数字を計算する、情報を保存するといった操作は、すべて手順書き言葉で書かれた指示に従って行われます。手順書き言葉の種類はたくさんあり、それぞれ得意な分野や特徴が違います。ある手順書き言葉は、絵を描くのが得意かもしれません。また別の手順書き言葉は、たくさんの情報を整理するのが得意かもしれません。どんな目的で計算機を使うかによって、適切な手順書き言葉を選ぶことが大切です。適切な手順書き言葉を選ぶことで、より効率的に計算機を動かすことができます。手順書き言葉は、計算機と人間をつなぐ大切な橋渡し役です。手順書き言葉を学ぶことで、計算機に自分の思い通りの動作をさせることができます。まるで魔法使いのように、計算機を自由に操ることができるのです。最近では、子供向けの簡単な手順書き言葉を使ったおもちゃや教材も増えてきています。遊びながら手順書き言葉の考え方を学ぶことができるので、将来、本格的に手順書き言葉を学ぶための良い準備となるでしょう。手順書き言葉を学ぶことは、単に計算機の操作方法を覚えるだけでなく、論理的な考え方や問題解決能力を育むことにもつながります。これからの時代、手順書き言葉の知識はますます重要になっていくでしょう。
ソフトウェア

FORTRAN:科学技術計算の立役者

計算を行う機械、電子計算機。その機械に複雑な計算をさせるには、機械が理解できる言葉で指示を出す必要があります。人間同士が意思疎通をするために日本語や英語といった言葉を使うように、電子計算機にも専用の言葉があるのです。その言葉の一つが「FORTRAN」です。FORTRANは、科学技術計算を得意とする歴史ある言葉です。今からおよそ70年前の1956年、IBMという会社で開発されました。「高級言語」と呼ばれる種類の言葉としては、世界で初めて実際に使われるようになったのです。では、高級言語とはどのような言葉でしょうか?それは、人間にとって理解しやすい形で計算の手順を記述できる言葉のことです。FORTRANが登場する以前は、電子計算機への指示は、まるで暗号のような、非常に難解な記号の羅列で示されていました。一般の人々にとって、電子計算機を扱うことは大変難しい作業だったのです。FORTRANの登場により、より多くの人々が電子計算機を容易に利用できるようになりました。FORTRANという名前は、「式変換」(formula translation)という言葉から来ています。「式」とは、数学で使われる計算式のことです。つまりFORTRANは、人間が書いた計算式を、電子計算機が理解できる形に変換するための言葉なのです。まさに計算のための言葉と言えるでしょう。FORTRANは、科学技術の進歩に大きく貢献してきた計算の言葉なのです。
開発

高級言語:人間に寄り添うプログラミング

計算機に命令を与えるための言葉である、プログラム言語には様々な種類があります。これらのプログラム言語の中で、私たち人間にとって分かりやすい表現や言葉の組み立て方を使って記述できるものを、高級言語と呼びます。まるで人間同士が話をするように、計算機に命令を伝えることができるのが、高級言語の大きな特徴です。これにより、プログラムを作る作業が容易になり、より複雑な処理を効率的に記述できるようになります。高級言語が登場する前は、機械語と呼ばれる計算機専用の言葉でプログラムを作る必要がありました。機械語は0と1の数字の羅列であり、人間には理解しづらいものでした。例えるなら、外国語を知らない人が、その国の言葉で書かれた文章を読むようなものです。とても難しい作業だったことが想像できるでしょう。高級言語は、この機械語を人間にも理解できる形に変換することで、プログラム作りをより身近なものにしました。人間が理解しやすい言葉でプログラムを書くことができるため、プログラム作成にかかる時間や労力を大幅に削減することが可能になりました。また、プログラムの誤りを探し出す作業や、修正する作業も容易になります。さらに、他の人が作ったプログラムの内容を理解することも容易になるため、共同作業やプログラムの再利用もしやすくなります。現在広く使われているプログラム言語の多くは、この高級言語に分類されます。例えば、仕事の現場でよく使われているものや、携帯電話のアプリを作るためのもの、人工知能の開発に使われているものなど、様々な種類があります。これらの高級言語は、それぞれ得意な分野や特徴を持っています。そのため、作るプログラムの種類や目的に合わせて、最適な言語を選ぶことが重要です。このように、高級言語は計算機をより使いやすく、より高度な処理を可能にするための重要な役割を担っています。今後も、技術の進歩に合わせて、より便利で高性能な高級言語が開発されていくことでしょう。
ソフトウェア

PL/I 汎用プログラミング言語の祖

1960年代、計算機の世界は目覚ましい発展を遂げていました。しかし、計算機に指示を出すための言葉、つまりプログラム言語に関しては、まだ夜明け前のような状況でした。当時、広く使われていた計算機の言葉の一つに、科学技術計算に特化したフォートランがありました。また、事務処理計算を得意とするコボルも存在していました。フォートランは数式を扱うのが得意でしたが、事務処理には不向きでした。逆にコボルは事務処理には優れていましたが、複雑な数式を扱うことはできませんでした。例えるなら、フォートランは優れた理系の学者、コボルは優秀な事務員のようなもので、それぞれ得意分野が異なっていました。そこで、計算機の大手企業であるアイ・ビー・エム社は、これらの言語の利点を一つにまとめ、どんな仕事にも使える万能なプログラム言語の開発に乗り出しました。これがピーエルワン誕生のきっかけです。まるで理系の学者と優秀な事務員の能力を併せ持つ、万能な人材を育成するような計画でした。異なる分野の計算機の指示を一つの言葉で記述できるという画期的な考え方は、当時の技術者たちの大きな関心を集めました。色々な種類の計算機の言葉を覚える必要がなくなり、一つの言葉で様々な指示が出せるようになることは、当時の技術者にとって夢のような話でした。ピーエルワンは、計算機の世界に大きな変革をもたらす可能性を秘めていました。あらゆる計算を一つの言語で処理できるようになれば、計算機はさらに多くの分野で活用できるようになり、社会全体に大きな影響を与えることが期待されました。まさに、計算機の歴史における新たな一歩を踏み出すための、重要な一歩でした。