
コンピューターで学ぶ:CBTのススメ
電算機を使った学習は、読んで字のごとく、電算機を用いて学ぶ方法です。これは、従来の教室での授業や教科書を使った学習とは大きく異なります。机に向かって先生の声に耳を傾けたり、教科書を読み進めたりするのではなく、電算機の画面を通して学ぶのです。具体的には、電算機の画面に表示される教材を読んだり、練習問題を解いたり、現実さながらの体験ができる模擬実験をしたりすることで学習を進めます。場所や時間にとらわれずに学べることも大きな利点です。インターネットにつながっていれば、自宅でも、外出先でも、好きな時に好きな場所で学ぶことができます。早朝でも深夜でも、自分の都合に合わせて学習を進められます。さらに、自分のペースで学べるため、理解が深まるまでじっくりと時間をかけることができます。わからないところは何度でも繰り返し学ぶことができ、得意なところはどんどん先に進めます。電算機は学習の進み具合を自動的に記録してくれるので、自分の得意な分野や苦手な分野をすぐに把握できます。この記録を参考に、自分に合った学習計画を立てることも可能です。最近は、動画や音声、絵が動く教材などを使った、より分かりやすく楽しい教材も増えています。見て聞いて触れて、楽しみながら効果的に学習を進めることができるようになっています。電算機を使った学習は、学び方の新しい形と言えるでしょう。