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ハードウエア

矢印キーを使いこなそう!

文字を打ち込むための機器、キーボードには、様々な記号が描かれた多くの押しボタンが並んでいます。その中でも、上下左右の矢印が描かれた押しボタンをご存じでしょうか。これが、矢印キーと呼ばれるものです。矢印キーは、文字入力場所を示す点滅する印、カーソルを動かすために使われます。カーソルキーと呼ばれることもあります。 矢印キーは、通常4つの押しボタンで構成されています。上向き矢印の押しボタンを押すと、カーソルは画面の上方向へ移動します。同様に、下向き矢印の押しボタンを押すと下方向へ、右向き矢印の押しボタンは右方向へ、左向き矢印の押しボタンは左方向へと、それぞれカーソルが移動します。これらの押しボタンを一つずつ押すことで、カーソルを細かく、思い通りに動かすことができます。 矢印キーの役割は、カーソル移動だけにとどまりません。画面に並んだ項目を選ぶ時にも、矢印キーを使って目的の項目にカーソルを合わせます。文章を作成する際に、文字入力場所を修正したい場合も、矢印キーを使ってカーソルを適切な位置に移動させます。また、矢印キーは遊びで使う機器を操作する際にも使われます。例えば、矢印キーで登場人物を動かす遊びなど、様々な場面で活躍します。 このように、矢印キーは文字入力機器の基本的な操作方法の一つであり、機器を扱う上で欠かせないものと言えるでしょう。矢印キーの使い方に慣れることで、誰でももっと楽に、そして能率的に機器を操作できるようになります。日頃から矢印キーを活用し、機器操作の快適さを実感してみてください。
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操作中の窓:アクティブウィンドウ

電子計算機を扱う際に、画面上に現れる様々な枠は、私たちの作業領域を広げる役割を果たします。複数の仕事を同時に行う際、複数の枠を開いて作業を進めることは、今では広く行われています。しかし、同時に複数の枠を開いていると、どの枠が操作対象になっているかをはっきりさせる必要があります。そこで重要になるのが、「活動中の枠」という考え方です。 この活動中の枠は、現在操作している枠を示し、文字入力や指示棒の動きといった命令がこの枠に送られます。例えば、文章作成の枠と絵を描く枠を同時に開いているとします。文章作成の枠をクリックすると、その枠が活動中の枠になり、キーボードで入力した文字は文章作成の枠に表示されます。その後、絵を描く枠をクリックすると、今度は絵を描く枠が活動中の枠に切り替わり、指示棒で絵を描く操作が可能になります。このように、活動中の枠は常に一つだけであり、操作対象を明確にすることで、複数の枠を開いて作業する際の混乱を防ぎます。 活動中の枠は、通常、枠の見た目で判断できます。多くの電子計算機では、活動中の枠は、他の枠よりも色が濃くなったり、枠の周りに目立つ線が表示されたり、枠の題名部分が強調表示されたりします。これらの視覚的な手がかりによって、どの枠が活動中なのかを一目で識別することができます。また、作業中にどの枠が活動中なのか分からなくなった場合は、指示棒を動かして、反応する枠を探すことで確認できます。指示棒が反応する枠、つまり指示棒の動きに合わせて枠内の表示が変化したり、指示棒の形が変化したりする枠が、活動中の枠です。このように、活動中の枠を理解することは、電子計算機を効率的に使う上で非常に重要です。
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切り取りと貼り付け:コンピューター操作の基本

計算機を使う上で、文字や絵などを別の場所に動かす操作は、とても大切な基本操作です。この操作は「切り取り」と「貼り付け」と呼ばれ、まるで紙を切って別の場所に貼るように、計算機の中の情報を扱うことができます。この機能を使うことで、文章を書いたり、絵を配置したりする作業が、とても楽になります。 まず「切り取り」操作では、動かしたい文字や絵などを選択します。そして、切り取りの命令を実行すると、選択した部分が元の場所から消えます。ただし、完全に消えたわけではなく、計算機の一時的な場所に保管されています。この状態は、まるで紙を切り抜いて、一時的に手元に持っているようなイメージです。次に「貼り付け」操作では、動かしたい場所を選び、貼り付けの命令を実行します。すると、先ほど切り取った文字や絵などが、指定した場所に現れます。まるで、切り抜いた紙を糊で貼り付けるように、情報が別の場所に移動します。 この切り取りと貼り付けの操作は、よく使う機能なので、簡単な方法で実行できます。例えば、組み合わせたキーを押す方法や、画面を右クリックして表示される一覧から選ぶ方法などがあります。これらの簡単な操作で、文章の一部を移動したり、順番を変えたり、絵や写真などを別の場所に配置したりすることができます。また、同じ情報を何度も使いたい場合にも、コピーと貼り付けの機能が便利です。コピーは、元の情報を残したまま複製を作る機能です。コピーした情報は、貼り付けの操作で好きなだけ繰り返し使うことができます。これらの機能は、計算機を扱う上で欠かせないものであり、作業を速く正確に行うためにとても役立ちます。文章の作成や修正、絵や写真の整理など、様々な場面で活用することで、計算機での作業がよりスムーズになります。
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切り取り:削除のその先へ

計算機を使う時、画面に映っている文字や絵など、色々なものを扱うことがよくあります。これらのものを、もう必要なくなった時に消す作業はよく行いますが、その中でも「切り取り」は、ただの削除とは違う、特別な消し方です。切り取りとは、選んだものを一時的に計算機の中にしまっておき、画面からは消す作業のことです。見た目は削除と同じように見えますが、しまっておいたものは別の場所にまた表示させることができます。これが、切り取りと削除の一番大きな違いです。ごみ箱に物を捨てるように完全に消してしまう削除とは違い、切り取りは、棚から物を一旦出して別の場所に動かすようなものです。つまり、切り取りは、ものの移動を伴う消す作業なのです。 例えば、文章の一部を書き直したい時、書き直したい部分を全部消してから、また最初から入力するのは手間がかかります。しかし、切り取り機能を使えば、書き直したい部分を一時的に保存しておき、修正したい場所に移動させてから貼り付けることができます。このように、切り取りは、文章の作成や編集作業を効率化するための重要な機能です。 また、絵を描く時にも切り取りは役立ちます。例えば、描いた絵の一部を移動させたい場合、切り取り機能を使えば、その部分を別の場所に簡単に移動させることができます。また、切り取った絵は、別の場所に貼り付けるだけでなく、コピーして複数個作成することもできます。このように、切り取り機能は、絵を描く作業においても、柔軟な編集を可能にする重要な機能です。 切り取り機能を使うには、まず、移動させたいもの、例えば文字や絵などを選びます。そして、「切り取り」という命令を実行します。すると、選んだものは画面からは消えますが、計算機の中に一時的に保存されます。次に、保存したものを表示させたい場所にカーソルを移動させ、「貼り付け」という命令を実行します。すると、先ほど切り取ったものが、その場所に表示されます。このように、切り取りと貼り付けという二つの作業によって、ものの移動を実現することができます。
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貼り付け:コピーした情報を再利用

「貼り付け」とは、文章や絵、動画などの情報を別の場所に写し出す操作のことです。まるで紙に書いたものを別の紙に複写するかのように、元の情報はそのままに、別の場所に同じ情報が作られます。この操作は、大きく二つの段階に分かれています。まず、複製したい情報を一時的に保管する段階です。これは「コピー」または「切り取り」と呼ばれます。「コピー」は元の情報をそのまま残し、複製だけを作ります。一方、「切り取り」は元の情報を消して、移動させる操作です。どちらの場合も、選ばれた情報は目には見えない場所に一時的に保管されます。この見えない保管場所を「クリップボード」と呼びます。まるで情報の保管庫のようなものです。次に、保管された情報を別の場所に再現する段階です。これが「貼り付け」です。「クリップボード」に保管された情報は、「貼り付け」という指示によって、指定された場所に現れます。例えば、文章の一部を別の文書に挿入したり、絵を資料に配置したり、動画を別の場所に保存したりすることができます。これらの操作は、日々の作業を効率化するために欠かせない機能です。キーボードの特定のキーを同時に押したり、画面上の指示を選ぶなど、様々な方法で「貼り付け」を実行できます。状況に応じて使いやすい方法を選べるので、とても便利です。「貼り付け」は単に情報を複製するだけでなく、情報の形式を変えることもできます。例えば、文字の飾りや大きさなどを含んだ文章をコピーした場合、「貼り付け」の際に飾りや大きさをそのまま残すか、飾りや大きさをなくした単純な文字列として貼り付けるかを選ぶことができます。このように、「貼り付け」は様々な場面に対応できる柔軟な機能を持っています。現代社会では情報のやり取りが非常に重要になっており、「貼り付け」はその基盤を支える重要な役割を担っています。そのため、「貼り付け」を理解し、使いこなすことは、機器を上手に使いこなす上で非常に大切と言えるでしょう。
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メニューバー:画面上部の案内役

机の上のパソコン画面を見てみましょう。画面の一番上の辺りに、色々な項目が横に並んでいる場所がありますね。これが操作項目が書かれた表示板です。窓枠の一番上に付いている、名前が書いてある板のすぐ下にあります。この表示板には、今使っている道具の名前も表示されています。この表示板は、パソコンを使う時の案内係のような、とても大切なものです。まるで食堂の献立表のように、色々な操作や働きが用意されていて、どれかを選ぶことで、パソコンに何をしたいかを伝えることができます。初めてパソコンを使う人でも、見てすぐにわかるとても分かりやすい仕組みになっています。この表示板のおかげで、パソコンを滑らかに、しかも能率的に操作できるのです。画面の上の限られた場所に、必要な機能が全部揃っているので、迷うことなくやりたいことに集中できます。まさに、パソコン操作の入り口と言えるでしょう。 例えば「ファイル」と書かれた項目を選んでみましょう。すると、新しい書類を作る、今開いている書類を保存する、あるいは印刷するといった操作を選ぶための、もっと詳しい献立表が出てきます。また、「編集」と書かれた項目には、文字を書き直したり、切り取り貼り付けをしたりといった操作が並んでいます。このように、表示板に書かれた項目を選ぶことで、色々な操作ができるようになっています。パソコンによって表示される項目の種類は違いますが、基本的な操作はだいたい同じです。この表示板の使い方を覚えておくと、パソコンをもっと便利に使えるようになります。
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スタートメニューを使いこなそう!

機械を使う上で欠かせないのが、始まりの画面です。特に、窓会社が作った基本操作の仕組みである窓には、必ず始まりの画面が付いています。画面の左下にある始まりの印を押すか、模様の付いた窓の印がついた押し鍵を押すと、始まりの画面が出てきます。この始まりの画面は、機械を使う上で、例えるなら家の玄関のような役割を持っています。色々な機能を使うための入り口となるため、始まりの画面の使い方を知っておくことは、機械操作を円滑に進める上でとても大切です。この書き物では、始まりの画面の基本的な使い方から、便利な使い方まで、詳しく説明していきますので、どうぞ最後までお読みください。 始まりの画面には、よく使う機能が並んで表示されています。例えば、書き物を作るための道具や計算をするための道具、絵を描くための道具などがすぐに使えます。また、最近使った物事の一覧も表示されるので、前に使った物事をもう一度使いたい時に便利です。さらに、始まりの画面には色々な仕組みの設定を変えるための入り口もあります。画面の明るさや音量、機械全体の動き方などを細かく調整できます。 始まりの画面には、全ての仕組みが整理されて入っています。そのため、使いたい仕組みをすぐに探して使うことができます。仕組みの名前が分かっていれば、始まりの画面の上にある探し枠に文字を入力して探すこともできます。慣れないうちは、この探し枠を使うのが難しいかもしれません。しかし、一度使い方を覚えてしまえば、とても便利な道具になります。 始まりの画面を使いこなせるようになれば、機械操作が格段に楽になります。ぜひ、この書き物を参考に、始まりの画面の使い方をマスターしてください。そして、機械をもっと便利に、もっと楽しく使いこなせるようになってください。
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画面の案内役:アイコン

計算機を使う時に、画面に表示される小さな絵は、絵記号と呼ばれ、計算機の操作で大きな役割を担っています。一見するとただの飾り絵のようですが、絵記号は、文章や書類入れ、特定の処理といった、計算機で扱う様々なものを視覚的に表したものです。これによって、利用者は画面上で何ができるのか、何が保存されているのかをすぐに理解することができます。 例えば、紙の束の絵記号であれば文章の書類、棚の絵記号であれば複数の書類をまとめたもの、といった具合です。計算機に不慣れな人にとって、こうした視覚的な手がかりは特に役立ちます。複雑な操作も絵記号によって分かりやすくなります。 絵記号は、種類ごとに決まった形や色で描かれています。例えば、文章の書類は紙の束の絵、棚は書類整理棚の絵で表されることが多いです。また、絵記号には、ごみ箱や拡大鏡など、実世界の物体を模したものもあります。これにより、利用者は絵記号の意味を容易に推測することができます。さらに、近年では、より分かりやすいように、絵記号に動きを加える試みもされています。例えば、書類を棚にしまう動作を絵記号で表現することで、その絵記号が「保存」の機能を持つことをより直感的に理解できるようになります。 絵記号は、計算機の操作を簡単にするだけでなく、画面の見栄えを良くする効果もあります。様々な形や色の絵記号が画面上に並ぶことで、利用者は視覚的な楽しさを感じることができます。また、絵記号を使うことで、文字だけの画面よりも多くの情報を分かりやすく表示することができます。このように、小さな絵記号は、計算機の操作において大きな役割を果たしており、私たちの計算機利用をより快適なものにしてくれています。
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画面操作を快適にするGUI

誰でも気軽に使える道具とするためには、操作方法が分かりやすいことが大切です。その点で、絵や図形を使った画面、いわゆる「グラフィカルユーザーインターフェース(略してGUI)」は、コンピュータをより使いやすくする上で、とても重要な役割を果たしました。 以前は、コンピュータを使うには、キーボードから命令となる文字を入力する必要がありました。特定の言葉や記号の組み合わせを正確に覚えていなければならず、使いこなすには専門的な知識が必要でした。まるで暗号を解読するような難しさがあったと言えるでしょう。 しかしGUIが登場したことで状況は一変しました。画面には、意味を表す小さな絵(アイコン)や、機能を表す押しボタンが分かりやすく配置されるようになりました。これにより、複雑な命令を覚える必要がなくなり、画面上の絵やボタンを、機器に付属する「マウス」と呼ばれる装置で指し示して操作するだけで、様々な作業ができるようになったのです。例えば、書類を開きたい時は、書類入れの絵が描かれたアイコンを二度素早く押せば良いのです。 GUIの登場は、コンピュータを専門家だけの道具から、誰もが使える道具へと変える大きな転換点となりました。視覚的に分かりやすい表示と、直感的な操作は、コンピュータをより身近なものにし、家庭や職場など、様々な場面で活用される道を開いたのです。今では、携帯電話や情報端末など、様々な機器でGUIが採用され、私たちの生活に欠かせないものとなっています。絵や図形を使った分かりやすい画面表示と、簡単な操作は、今後ますます発展していくことでしょう。