共有フォルダ

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ハードウエア

NASで快適なデータ活用

近年、情報があふれる社会において、情報の保管や仲間と共有することは欠かせません。特に、画像や動画、文書といった様々な種類の情報が増え続ける中で、それらをうまく整理し、必要な時にすぐ使えるようにすることはとても大切です。そこで役立つのが、家庭や会社で手軽に使える情報保管庫ともいえる「NAS」です。 NASは、パソコンやスマホといった機器とは別に、ネットワークに直接つながる専用の保管庫のようなものです。 NASを使う大きな利点は、複数の機器から同時に情報にアクセスできることです。例えば、家族それぞれが自分のパソコンやスマホから、NASに保存された写真や動画を見たり、編集したりできます。また、NASはパソコンのように常に電源を入れておく必要がないため、消費電力を抑えられるというメリットもあります。 さらに、万が一パソコンが壊れても、NASに保存された情報は無事なので、大切な情報を失う心配もありません。まさに、情報の安全を守る砦と言えるでしょう。 NASは、ただ情報を保管するだけではありません。 例えば、パソコンの情報を定期的にNASに自動で保存する「バックアップ」機能を使えば、もしもの時にも安心です。また、家族や仲間とファイルを共有する場所としても活用できます。みんなで旅行の写真を共有したり、仕事の資料をやり取りしたり、様々な使い方が可能です。 この記事では、NASを初めて使う方にも分かりやすく、基本的なことから便利な使い方までを説明していきます。NASの導入を考えている方、既にNASを使っているけれど、もっと活用したいと考えている方にとって、役立つ情報が満載です。ぜひ、この記事を参考に、NASを活用して、快適な情報管理を実現しましょう。
ネットワーク

情報共有の要:共有フォルダー

共同で使う場所、それが共有保存場所です。 ちょうど、家族みんなで使う家の棚を想像してみてください。棚には書類やアルバムなど、家族みんなが使うものが置いてありますよね。誰でも必要な時に棚から物を取り出したり、逆に使わなくなった物をしまったりすることができます。これと同じように、計算機の世界にも、みんなで使える場所があります。それが共有保存場所です。 共有保存場所は、計算機同士が繋がる網の目のような場所に作られます。 この網の目を通り、許可された人だけが保存場所にあるデータを見たり、書き換えたり、新しいデータを追加したりできます。まるで、家の鍵を持っている家族だけが家に入れるのと同じです。 この仕組みのおかげで、複数人で一緒に仕事をするのがずっと楽になります。 例えば、みんなで一緒に資料を作る場合を考えてみましょう。資料を共有保存場所に置いておけば、それぞれが自分の計算機から最新の資料を開いて、自分の担当部分を書き加えることができます。いちいち資料を写した記憶装置をやり取りする必要はありません。 会議で使う資料なども、共有保存場所に置いておくことで、参加者全員が同じ資料を見ることができます。 資料を印刷して配ったり、参加者それぞれに資料を送ったりする手間が省け、準備もスムーズになります。また、資料に変更があった場合でも、共有保存場所にある資料を更新するだけで、全員が最新の資料を参照できるため、情報の行き違いを防ぎ、円滑な共同作業を実現できます。