
小型メモリー、メモリースティックマイクロ
小型化された記憶装置の規格であるメモリースティックマイクロについて説明します。
メモリースティックマイクロは、2005年に発表された記憶装置です。それより前に主流だったメモリースティックデュオよりも、さらに小さく、薄く、軽く作られています。数字で比較すると、従来のメモリースティックと比べて、その大きさは約7.5%と、大幅に小さくなっています。
この記憶装置がここまで小型化されたことによって、様々な機器で使えるようになりました。例えば、携帯電話や携帯型ゲーム機のような小さな電子機器にも組み込むことができるようになったのです。
手軽に持ち運べるようになったことで、データのやり取りも便利になりました。以前はパソコンと機器を繋いでデータを移していましたが、メモリースティックマイクロを使うことで、この小さな記憶装置を機器から抜いて、そのまま別の機器に差し込むだけでデータの移動ができるようになったのです。
メモリースティックマイクロの登場は、小型電子機器の普及に大きく貢献しました。記憶装置が小型化されたことで、機器自体の小型化も可能になったからです。また、データの持ち運びが簡単になったことで、様々な場所でデータを利用できるようになりました。
このように、メモリースティックマイクロは小型化と利便性を両立した、画期的な記憶装置と言えるでしょう。今では様々な機器で使われており、私たちの生活に欠かせないものの一つとなっています。今後も小型化や大容量化といった技術革新が期待されます。