
トナーカートリッジ:印刷の心臓部
文字や絵を印刷機できれいに写し出すためには、色の粉が必要です。この色の粉は「トナー」と呼ばれ、レーザープリンターやコピー機で使われています。そして、このトナーをしまっておき、必要な時に印刷機に送り出すのが「トナーカートリッジ」です。これはちょうど、印刷機にとって心臓のような大切な部品と言えます。
カートリッジには様々な種類があり、印刷機の種類によって合う合わないがあります。それぞれの印刷機に合ったカートリッジを使わないと、きれいに印刷できなかったり、印刷機が壊れてしまうこともあります。例えば、A社の印刷機にはA社専用のカートリッジ、B社の印刷機にはB社専用のカートリッジを使う必要がある、といった具合です。
カートリッジを選ぶ時は、自分の持っている印刷機に合う種類を選ぶことがとても大切です。印刷機の型番はたいてい印刷機の裏か側面に書いてあります。説明書にも書いてあるので、確認してみましょう。型番が分からなければ、印刷機のメーカーに問い合わせて、どのカートリッジが合うのか教えてもらうのも良いでしょう。正しいカートリッジを選んで、印刷機を長く大切に使い、美しい印刷を楽しみましょう。
また、カートリッジには、純正品と再生品、互換品があります。純正品は印刷機メーカーが作ったカートリッジで、品質が高く、安心して使えます。再生品は使い終わったカートリッジをきれいに掃除して、再びトナーを詰めたものです。互換品は、印刷機メーカーではない会社が作ったカートリッジです。再生品や互換品は純正品よりも値段が安いですが、品質が劣る場合もあります。それぞれのメリット、デメリットを理解した上で、自分の使い方に合ったカートリッジを選びましょう。