データセンター

記事数:(7)

インフラ

ホームページ公開の強い味方!ホスティングサービス

自分の作ったホームページや日記帳をみんなに見てもらうためには、インターネット上に公開する必要があります。しかし、ホームページのデータはどこかに置いておかなければなりません。ちょうど、家を建てるには土地が必要なのと同じです。このインターネット上の土地のようなものを提供してくれるのが、ご紹介する場所貸しサービスです。正式には「ホスティングサービス」と呼ばれています。このサービスを使うと、ホームページのデータや画像などを置くための場所を借りることができます。場所だけでなく、ホームページをスムーズに表示するための機能も提供してくれます。例えば、たくさんの人が同時にホームページを見に来ても、問題なく表示できるようにしてくれるのです。まるで、お店を開くときに、お店だけでなく、お客さんが商品を見やすいように棚や照明を用意してくれるようなものです。このサービスを提供しているのは、通信回線などを提供する会社や、大きな計算機を管理している会社などです。サービスには無料のものと有料のものがあります。無料のものは機能が限られている場合が多いですが、簡単なホームページや日記帳を公開するには十分です。有料のものは、より多くの機能が使えます。例えば、ホームページを作るための道具が用意されていたり、お客さんの情報を安全に管理するための機能がついていたりします。ホスティングサービスを利用することで、ホームページや日記帳の公開だけでなく、電子郵便の送受信もできるようになります。まるで、自分の住所を借りて、手紙のやり取りができるようなものです。ホームページや日記帳を公開したいと思ったら、まずホスティングサービスについて調べてみましょう。自分の目的に合ったサービスを選ぶことが、インターネット上での活動を始める第一歩です。色々なサービスがあるので、それぞれの機能や料金を比べて、自分にぴったりのサービスを見つけてください。
インフラ

データセンター:情報社会の心臓部

情報を扱う様々な機械や設備が集まっている建物、それが情報処理場です。この情報処理場は、莫大な量の情報を保管し、処理するために作られています。インターネットや携帯電話の応用などの、私たちが毎日使う様々なサービスは、この情報処理場があるおかげで成り立っていると言っても過言ではありません。情報処理場は、例えるなら情報化社会の心臓部のようなものです。 情報処理場の中には、たくさんの計算機や通信機器が所狭しと並んでいます。これらの機器は、大量の情報を処理したり、保管したりするために使われます。また、これらの機器が正常に動くように、情報処理場には電気を供給する設備や、室温を適切に保つ設備なども備えられています。これらの設備は、常に安定して稼働するように、24時間体制で監視されています。情報処理場は、大量の電気を消費するため、停電などが起きても稼働し続けられるように、自家発電装置なども設置されているのが一般的です。 情報処理場は、外部からの侵入や災害などから守るための、強固な安全対策も施されています。例えば、不正なアクセスを防ぐための仕組みや、火災や地震などの災害に備えた設備などが整えられています。情報処理場は、私たちの社会にとって非常に重要な役割を担っているため、常に安全に稼働するように、様々な工夫が凝らされています。扱う情報の種類や規模、求められる安全対策のレベルによって、様々な種類があります。日々増え続ける情報の保管や処理を支える重要な役割を担う情報処理場は、今後ますます重要性を増していくと考えられています。
ハードウエア

省スペースで高性能!ブレードサーバーとは

刃物の刃のように薄い板状の計算機、それを複数枚、専用の箱に収めて使う仕組み、それが刃型計算機です。それぞれの板には、計算機として働くために必要な部品、例えば演算処理装置や記憶装置、作業用の記憶領域などが備わっています。この板が計算機の心臓部で、情報の処理や保管を行います。 複数の板を一つの箱にまとめることで、従来の塔のような形の計算機に比べて場所を取らず、限られた場所に多くの計算機を置くことができます。これは、情報処理を行う建物のような場所で、大規模な仕組みを作る際に大きな利点となります。 まるで、本棚に本を並べるように、板を箱に差し込むことで、簡単に計算機の数を増やしたり、交換したりすることができます。この手軽さは運用管理の負担を軽くし、作業効率を向上させます。さらに、複数の板を一つの箱で管理することで、電源や冷却装置などを共有できるため、消費電力の削減や熱の発生を抑える効果も期待できます。 刃型計算機は、高密度実装技術により、限られた空間で最大限の計算能力を引き出すことができます。これは、膨大な情報を扱う現代社会において、大変重要な要素です。また、必要に応じて計算機の数を柔軟に変更できるため、変化の激しい事業環境にも対応しやすくなっています。 箱には、板を管理するための制御装置が組み込まれており、計算機の動作状況の監視や、電源の供給などを一括して行うことができます。これにより、システム全体の安定稼働を維持しやすくなります。刃型計算機は、省場所性、運用効率、拡張性、エネルギー効率など、多くの利点を兼ね備えた、現代の計算機システムにおける重要な選択肢の一つと言えるでしょう。
クラウド

同配置サービス:機器設置の最適解

同配置サービスとは、お客様がお持ちの計算機や通信機器などを、サービスを提供する事業者の情報処理室に設置し、運用や管理を代行するサービスのことです。お客様は自社で設備を用意する必要がなく、情報処理室の利用料を支払うことで、高品質な環境で機器を運用できます。このサービスは、収納サービスとも呼ばれています。 情報処理室は、安定した電力供給や高度な安全対策、温度調節設備などを備えています。お客様はこれらの設備を自前で用意する必要がなくなり、情報処理システムの運用に専念できるようになります。近年、企業の情報処理システムは複雑化、高度化しており、安定した運用基盤を確保することが重要になっています。同配置サービスを利用することで、専門の事業者による常時監視体制や、災害対策の強化など、高品質な運用基盤を容易に築くことができます。 特に、中小企業など、自社で情報処理室を構築・運用する余裕がない企業にとって、魅力的な選択肢となっています。自社で情報処理室を建てるには、多額の費用と専門的な知識が必要ですが、同配置サービスを利用すれば、これらの負担を軽減できます。また、必要な時に必要な分だけ利用できるため、無駄な費用を抑えることができます。 さらに、同配置サービスは、近年需要が高まっている様々な情報処理の仕組みとの相性が良いことも大きな利点です。例えば、インターネットを通じて様々な機能を提供する仕組みとの併用も可能です。自社で管理する機器とインターネット上のサービスを組み合わせることで、柔軟で効率的な情報処理環境を構築できます。また、情報処理を機器の設置場所の近くで行う、いわゆる「きょり計算」においても、同配置サービスは重要な役割を果たすと期待されています。このように、同配置サービスは、変化する情報処理のニーズに対応できる柔軟性を備えています。
インフラ

インターネットデータセンター:その役割と重要性

網の目のように世界中に張り巡らされた通信網の中核を担うのが、情報集積所です。ここは、網の繋がりを維持し、様々な情報をやり取りするための大切な場所です。情報集積所には、膨大な数の計算機や情報を送受信する機器が集められ、それらが高速で情報をやり取りすることで、私たちが毎日使う様々な網のサービスを支えています。例えば、よく見る情報表示板や、遠くにいる人と話す道具なども、情報集積所のおかげで利用できるのです。 情報集積所は、ただ機器を置く場所ではありません。建物全体が巨大な計算機の集合体のようなもので、常に安定して情報を送受信できるように、様々な工夫が凝らされています。停電に備えて予備の電力供給装置が設置されていたり、機器が熱くなりすぎないように冷やす仕組みが整えられていたり、災害に備えた対策も万全です。まるで、建物自体が生きて呼吸しているかのように、24時間体制で管理・運営されています。 情報集積所の中には、情報を保管するための巨大な記憶装置もあります。この記憶装置のおかげで、私たちは必要な情報をいつでもすぐに取り出すことができるのです。また、情報集積所同士も網で繋がっているため、世界中どこにいても同じように情報にアクセスできます。 現代社会は、情報が大変重要なものとなっています。買い物や仕事のやり取り、遠くの人との連絡など、私たちの生活は情報によって支えられています。そして、その情報を滞りなくやり取りするために、情報集積所はなくてはならない存在なのです。いわば現代社会の基盤を支える重要な心臓部と言えるでしょう。
インフラ

ハウジングサービスとは?その利点と選び方

通信機器や計算機を置く場所を提供し、管理を助けるのが『ハウジングサービス』です。インターネットにつなぐための設備や場所を提供する会社が、お客である会社などの通信機器や計算機を、自社の設備が整った建物に置いて、運用を助けるサービスです。 このサービスを使う会社は、機器を置く場所やインターネットにつなぐ設備を自分で用意する必要がありません。なぜなら、インターネットへの接続が安定していて、電気の供給も安心できる、安全対策もしっかりしたデータセンターの設備を使うことができるからです。データセンターを自分で建てるよりも費用を抑えられ、手間も省けるため、近年多くの会社がこのサービスに注目しています。 似たようなサービスに『ホスティングサービス』がありますが、この2つは違います。ホスティングサービスは、機器そのものもサービスを提供する会社が用意しますが、ハウジングサービスの場合は、機器の所有と管理はお客である会社自身が行います。必要な処理手順や設定なども、お客の会社が自分で行います。そのため、システムの作り方や動かし方を自由に決められることが、ハウジングサービスの大きな特徴です。自分たちの会社に合ったやり方で、システムを作ったり、運用したりすることができます。 ハウジングサービスは『コロケーションサービス』とも呼ばれています。どちらも同じ意味なので、覚えておくと便利です。 ハウジングサービスを使うことで、会社は本来の業務に集中することができます。通信機器や計算機の管理に時間を取られることなく、本来の仕事に力を注ぐことができるので、会社の成長にもつながります。
インフラ

安定稼働の要、データセンター

データセンターとは、大量の情報を保管し、処理するための施設のことです。まるで巨大なコンピューターの倉庫のようなもので、インターネットで日々やり取りされる膨大な量のデータはこの場所で保管・処理されています。皆さんが普段見ているホームページの情報や、オンラインゲームのデータ、買い物をした時の情報なども、データセンターに保存されているのです。 データセンターの中には、情報を処理する機器であるサーバーや、情報を送受信するためのネットワーク機器など、様々な情報システムの設備が所狭しと並んでいます。これらの機器は、24時間365日体制で休むことなく稼働し、絶え間なく情報を処理しています。まるで人間の心臓が休むことなく動き続けているように、データセンターもまた、現代社会の情報の流れを支える心臓部として動き続けているのです。 データセンターは、単に機器を置く場所というわけではありません。地震や洪水などの災害や、突然の停電といった緊急事態にも耐えられるように、様々な対策が施されています。不正アクセスを防ぐための高度な安全対策はもちろんのこと、停電時にも電力を供給できる自家発電装置や無停電電源装置、機器を最適な温度で稼働させるための空調設備なども備わっています。 このように、データセンターは現代社会の情報基盤を支える重要な役割を担っており、私たちの生活に欠かせない存在となっています。インターネットや携帯電話など、様々な情報サービスは、データセンターの存在があってこそ成り立っていると言えるでしょう。