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スクロールバー徹底解説

画面に収まりきらない情報を見るために欠かせないのが、画面の端に表示される細長い棒状の領域、スクロールバーです。この棒を操作することで、表示されている範囲を上下左右に動かし、隠れた情報を見ることができるようになります。まるで、広い海を航海する際に船の向きを変える舵のような役割を果たしていると言えるでしょう。 例えば、インターネットの長いページを思い浮かべてみてください。スクロールバーがなければ、最初の画面に表示される情報しか見ることができません。しかし、スクロールバーがあるおかげで、ページの下の方にある情報まで見ることができるのです。大きな画像や、何ページにもわたる文章を読むときにも、スクロールバーは必要不可欠です。スクロールバーがなければ、画面からはみ出した部分は見ることができず、全体像を把握することができません。 スクロールバーは、表示されている範囲を移動させるだけでなく、全体のどのあたりを見ているのかを示す役割も担っています。スクロールバーの中にある小さなつまみの位置を見れば、全体のどのあたりを見ているのかが一目でわかります。つまみが上の方にあれば、ページの最初の方を見ていることになり、つまみが下の方にあれば、ページの最後の方を見ていることになります。また、つまみの長さは、表示されている情報が全体のどれくらいの割合にあたるのかを示しています。つまみが短ければ短いほど、表示されている情報は全体のほんの一部であり、まだまだたくさんの情報が隠されていることを意味しています。 このように、スクロールバーは一見小さな存在ですが、情報の海を自由に navigae するために欠かせない、重要な役割を担っているのです。スクロールバーのおかげで、私たちは膨大な情報に簡単にアクセスし、必要な情報を探し出すことができるのです。デジタルの世界で情報にアクセスするための、なくてはならない存在と言えるでしょう。