タスクバー

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タスクバーを使いこなそう

机の上で作業をする様子を想像してみてください。目の前には広げられた書類、よく使うペン立て、そして作業中の書類が重なって置いてありますよね。パソコンの画面でも同様に、様々なものが表示されて迷子になってしまうことがあります。そんな時に役立つのが「タスクバー」です。 タスクバーとは、パソコン画面の端に表示される細長い帯状の領域のことです。場所は画面の下端にあることが多いですが、画面の上下左右いずれにも設定できます。机の端にいつも置いてあるペン立てのように、常に表示されているので、すぐに必要なものを見つけ出すことができます。 このタスクバーには、パソコンを使う上で欠かせない様々な情報や機能が集約されています。まず左端には「スタート」と書かれたボタンがあります。これは机の引き出しのようなもので、パソコンの中にある様々な道具(アプリ)を取り出すことができます。クリックするとメニューが表示され、そこからアプリを選んで起動できます。 スタートボタンの隣には、現在使っているアプリの小さな絵(アイコン)が並びます。机の上に広げられた書類のように、どのアプリが起動しているかをすぐに把握できます。また、これらのアイコンをクリックすることで、アプリを切り替えることができます。複数の書類を広げて作業している時に、必要な書類をすぐに手前に持ってくるようなものです。 さらに、アプリで使っているファイルの名前も表示されます。例えば、文章作成アプリで複数の文書を開いている場合、それぞれの文書名が表示されるので、どの文書がどのアプリで開かれているかを簡単に確認できます。 このようにタスクバーは、パソコンで何をしているのか、どんなアプリが動いているのかを一目で把握できる、パソコン操作の中心となる場所と言えるでしょう。タスクバーをうまく活用することで、パソコン作業をよりスムーズに進めることができます。