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インフラ

データセンター:情報社会の心臓部

情報を扱う様々な機械や設備が集まっている建物、それが情報処理場です。この情報処理場は、莫大な量の情報を保管し、処理するために作られています。インターネットや携帯電話の応用などの、私たちが毎日使う様々なサービスは、この情報処理場があるおかげで成り立っていると言っても過言ではありません。情報処理場は、例えるなら情報化社会の心臓部のようなものです。 情報処理場の中には、たくさんの計算機や通信機器が所狭しと並んでいます。これらの機器は、大量の情報を処理したり、保管したりするために使われます。また、これらの機器が正常に動くように、情報処理場には電気を供給する設備や、室温を適切に保つ設備なども備えられています。これらの設備は、常に安定して稼働するように、24時間体制で監視されています。情報処理場は、大量の電気を消費するため、停電などが起きても稼働し続けられるように、自家発電装置なども設置されているのが一般的です。 情報処理場は、外部からの侵入や災害などから守るための、強固な安全対策も施されています。例えば、不正なアクセスを防ぐための仕組みや、火災や地震などの災害に備えた設備などが整えられています。情報処理場は、私たちの社会にとって非常に重要な役割を担っているため、常に安全に稼働するように、様々な工夫が凝らされています。扱う情報の種類や規模、求められる安全対策のレベルによって、様々な種類があります。日々増え続ける情報の保管や処理を支える重要な役割を担う情報処理場は、今後ますます重要性を増していくと考えられています。
クラウド

同配置サービス:機器設置の最適解

同配置サービスとは、お客様がお持ちの計算機や通信機器などを、サービスを提供する事業者の情報処理室に設置し、運用や管理を代行するサービスのことです。お客様は自社で設備を用意する必要がなく、情報処理室の利用料を支払うことで、高品質な環境で機器を運用できます。このサービスは、収納サービスとも呼ばれています。 情報処理室は、安定した電力供給や高度な安全対策、温度調節設備などを備えています。お客様はこれらの設備を自前で用意する必要がなくなり、情報処理システムの運用に専念できるようになります。近年、企業の情報処理システムは複雑化、高度化しており、安定した運用基盤を確保することが重要になっています。同配置サービスを利用することで、専門の事業者による常時監視体制や、災害対策の強化など、高品質な運用基盤を容易に築くことができます。 特に、中小企業など、自社で情報処理室を構築・運用する余裕がない企業にとって、魅力的な選択肢となっています。自社で情報処理室を建てるには、多額の費用と専門的な知識が必要ですが、同配置サービスを利用すれば、これらの負担を軽減できます。また、必要な時に必要な分だけ利用できるため、無駄な費用を抑えることができます。 さらに、同配置サービスは、近年需要が高まっている様々な情報処理の仕組みとの相性が良いことも大きな利点です。例えば、インターネットを通じて様々な機能を提供する仕組みとの併用も可能です。自社で管理する機器とインターネット上のサービスを組み合わせることで、柔軟で効率的な情報処理環境を構築できます。また、情報処理を機器の設置場所の近くで行う、いわゆる「きょり計算」においても、同配置サービスは重要な役割を果たすと期待されています。このように、同配置サービスは、変化する情報処理のニーズに対応できる柔軟性を備えています。