ツールバー:作業効率を上げる便利機能
ITを学びたい
先生、「ツールバー」って、何ですか?
IT専門家
そうですね。ソフトを開いたときに、画面の上の方にある、色々なボタンが並んでいる部分のことだよ。文字を大きくしたり、色を変えたり、といったよく使う機能が置いてある場所だね。
ITを学びたい
ああ、あの部分ですね!いつも使っています。でも、何で「ツールバー」っていう名前なんですか?
IT専門家
「ツール」は「道具」、「バー」は「棒」という意味だね。つまり、道具が棒状に並んでいるから「ツールバー」だよ。道具箱と同じ意味で「ツールボックス」とも言われるよ。
toolbarとは。
あるコンピュータのソフトを開いたときに、画面の上の方に細長く表示される部分について説明します。この部分は「ツールバー」と呼ばれることもあり、よく使う機能や命令を選ぶための絵やボタンが並んでいます。この部分は「道具箱」とも呼ばれます。
ツールバーとは
道具箱のように、よく使う機能をすぐに使えるように整理して並べたものが、画面上部の帯状の領域に表示される「ツールバー」です。 メニューの中から目的の機能を探す手間を省き、作業を速く行うために役立ちます。
ツールバーには、小さな絵で機能を表す「アイコン」や、文字が書かれた「ボタン」が配置されています。 例えば、文字の大きさを変えたい時、メニューから探し出す代わりに、ツールバーにある「文字の大きさ」のアイコンをクリックするだけで、簡単に変更できます。同じように、色を変えたり、ファイルを保存したり、印刷したりといった、頻繁に使う操作はツールバーに用意されていることが多いです。
このツールバーは、「ツールボックス」と呼ばれることもあります。どちらもほぼ同じ意味で使われており、機能に違いはありません。使う道具の名前が変わるように、同じツールバーでも、作る人によって呼び方が変わる場合があります。しかし、画面の上の方に、アイコンが帯状に並んでいれば、それはツールバーだと考えて差し支えありません。
ツールバーをよく見て、それぞれのアイコンがどんな機能を持っているのかを覚えておくと、作業がよりスムーズになります。 使う頻度が高い機能は、ツールバーに表示されていることが多いので、それらを覚えるだけでも、作業効率が大きく向上するでしょう。また、ツールバーにどんな機能があるのかを把握することで、その道具がどんなことができるのかを理解するのにも役立ちます。
項目 | 説明 |
---|---|
ツールバー (ツールボックス) | 画面上部の帯状の領域に表示される、よく使う機能を整理して並べたもの |
構成要素 | 機能を表す小さな絵である「アイコン」や、文字が書かれた「ボタン」で構成 |
メリット | メニューから機能を探す手間を省き、作業を速く行うのに役立つ |
使用例 | 文字の大きさ変更、色の変更、ファイルの保存、印刷など |
その他 | 製作者によって「ツールバー」または「ツールボックス」と呼ばれる |
表示形式とカスタマイズ
道具箱の見た目や配置は、使う道具によって大きく変わります。絵を描く道具箱のように、絵筆や絵の具が綺麗に並んでいるものもあれば、大工道具のように、のこやかんな、金槌などが所狭しと並んでいるものもあります。
これらの道具箱の中には、小さな絵だけで中身を表しているものや、絵と名前が一緒に書いてあるもの、隠された場所にさらに道具がしまわれているものなど、様々な種類があります。
多くの道具箱では、中身を自分の好みに合わせて整理することができます。例えば、よく使う道具はすぐに取り出せる場所に置き、あまり使わない道具は奥にしまうことができます。絵を描くのが好きな人は、絵筆の種類を増やし、彫刻をするのが好きな人は、彫刻刀を揃えるといった具合です。
道具箱の中の絵の大きさや置く場所を変えることができる場合もあります。小さな絵が見にくい場合は、大きな絵に変えたり、よく使う道具の絵を目立つ場所に配置することで、さらに使いやすくなります。
このように、道具箱の中身を整理し、自分に合った配置にすることで、作業の効率を上げ、より快適に作業を進めることができます。どんな道具がどこにあるかをすぐに把握できるようになり、探し物に時間を取られることもなくなります。また、必要な道具がすぐに使える状態になっているため、作業の流れをスムーズに進めることができるのです。
道具箱の種類 | 道具箱の特徴 | 道具箱の整理方法 | メリット |
---|---|---|---|
絵を描く道具箱 | 絵筆や絵の具が綺麗に並んでいる | よく使う道具はすぐに取り出せる場所に置き、 あまり使わない道具は奥にしまう |
作業の効率を上げ、より快適に作業を進めることができる |
大工道具箱 | のこやかんな、金槌などが所狭しと並んでいる | よく使う道具はすぐに取り出せる場所に置き、 あまり使わない道具は奥にしまう |
作業の効率を上げ、より快適に作業を進めることができる |
中身を小さな絵だけで表している道具箱 | 絵のみで中身を表示 | 絵の大きさや置く場所を変えることができる場合もある | 作業の効率を上げ、より快適に作業を進めることができる |
絵と名前が一緒に書いてある道具箱 | 絵と名前で中身を表示 | 絵の大きさや置く場所を変えることができる場合もある | 作業の効率を上げ、より快適に作業を進めることができる |
隠された場所にさらに道具がしまわれている道具箱 | 隠された場所に道具を収納可能 | – | – |
ツールバーの利点
道具箱のように様々な機能をすぐに使えるように表示する「道具帯」には、たくさんの利点があります。まず作業が速くなります。目的の機能を探して色々な場所に並んだ表示を一通り見る必要がなく、よく使う操作は一回押すだけで済みます。また、見てすぐにわかる絵で表示されているので、目的の機能を素早く見つけることができます。例えば、紙に文字を書く機能はペンの絵で表示されていたり、紙を捨てる機能はごみ箱の絵で表示されていたりします。
さらに、道具帯は画面の上に常に表示されています。そのため、作業中に他の場所に移動しても、道具帯は固定されているので、いつでもすぐに使えます。例えば、長い文章を読んでいて画面を下に動かしても、道具帯の位置は変わらないので、安心して作業に集中できます。道具帯を隠す設定をしている場合もありますが、多くの場合は常に表示されている状態です。
道具帯には、よく使う機能以外にも便利な機能が備わっています。例えば、文字の大きさや色を変える機能、文章の並び方を変える機能など、様々な機能がすぐに使えるようになっています。これらの利点から、道具帯は多くの事務処理用や絵を描く用の道具など、様々な道具に取り入れられています。道具帯を使うことで、作業効率を上げ、より快適に作業を進めることができます。
利点 | 説明 | 具体例 |
---|---|---|
作業が速い | 目的の機能をすぐに見つけられ、一回押すだけで操作できる | よく使う操作は一回押すだけ |
視覚的にわかりやすい | 絵で表示されているので、目的の機能を素早く見つけることができる | 紙に文字を書く機能はペンの絵、紙を捨てる機能はごみ箱の絵 |
常に表示されている | 画面上に固定されているので、いつでもすぐに使える | 長い文章を読んでいて画面を下に動かしても、道具帯の位置は変わらない |
多様な機能 | よく使う機能以外にも、様々な機能がすぐに使えるようになっている | 文字の大きさや色を変える機能、文章の並び方を変える機能など |
様々な道具に取り入れられている | 事務処理用や絵を描く用の道具など | – |
ツールバーとメニュー
道具箱と一覧表は、どちらも応用具合の働きに近づくための手段ですが、役割が違います。道具箱は、よく使う働きを素早く行うためのものです。例えば、文章を作る道具では、文字の大きさや形を変える、下線を引く、といったよく使う働きが道具箱に並んでいます。道具箱の見た目は、絵が描かれた押しボタンが並んでいる形が多いです。これにより、目的の働きを直感的に見つけて、素早く選ぶことができます。
一方、一覧表は、全ての働きを漏れなく見せるためのものです。文章を作る道具を例に挙げると、文字の色を変える、表を作る、図形を挿入する、といった、あらゆる働きが一覧表に載っています。一覧表は、階層構造になっている場合が多く、大きな分類の中に、小さな分類が入れ子になっていることもあります。そのため、たくさんの働きが整理されて並んでおり、必要な働きを確実に見つけることができます。しかし、階層構造の中から目的の働きを探し出すには、多少の手間がかかることもあります。
道具箱と一覧表は、互いに助け合う関係にあります。道具箱には、よく使う働きだけが置かれているため、全ての働きは載っていません。道具箱にない働きは、一覧表から探す必要があります。逆に、一覧表は全ての働きを載せているため、目的の働きを確実に見つけることができます。しかし、一覧表から目的の働きを探し出すには、少し時間がかかる場合があります。そこで、よく使う働きは道具箱に置いておき、素早く使えるようにすることで、作業の効率を高めることができます。
道具箱と一覧表をうまく使い分けることで、道具の使い勝手が良くなります。例えば、同じ作業を何度も繰り返す場合は、道具箱を使うことで、作業時間を短縮できます。一方、あまり使わない働きを使いたい場合は、一覧表から目的の働きを探します。このように、状況に応じて道具箱と一覧表を使い分けることで、能率的な作業ができます。
項目 | 道具箱 | 一覧表 |
---|---|---|
目的 | よく使う働きを素早く行う | 全ての働きを漏れなく見せる |
特徴 | 絵が描かれた押しボタンで直感的、素早く選択可能 | 階層構造で整理、必要な働きを確実に見つけることができるが、探すのに手間がかかる場合も |
例(文章作成ツール) | 文字の大きさや形を変える、下線を引く | 文字の色を変える、表を作る、図形を挿入する |
関係性 | 互いに助け合う関係。道具箱にない働きは一覧表から探し、よく使う働きは道具箱に置いて作業効率を高める | |
使い分け | 同じ作業を何度も繰り返す場合 | あまり使わない働きを使いたい場合 |
ツールバーを使いこなす
道具箱を使いこなすことは、作業の効率を上げる上でとても大切です。道具箱をよく見て、それぞれの絵が何の働きをするのかを理解する必要があります。絵の上に矢印を置くと、たいてい説明が出てきます。この機能はどんどん使いましょう。
道具箱は、自分の使いやすいように並べ替えることができます。よく使う道具は前に置き、あまり使わない道具は後ろに置くなど、工夫してみましょう。場合によっては、いくつかの道具箱が用意されていたり、道具箱自体を見せたり隠したりできるものもあります。それぞれの道具箱の役割を理解し、作業に合わせて使い分けることで、仕事の速さが格段に上がります。
例えば、文字を書く道具箱には、文字の大きさや色を変える道具、太字や斜体にする道具などが並んでいます。絵を描く道具箱には、線や円、四角を描く道具、色を塗る道具などが揃っています。これらの道具を組み合わせることで、様々な表現が可能になります。
新しい道具を使う時は、まず道具箱の中身を確認しましょう。どんな道具があるのか、それぞれどんな働きをするのかを知ることで、その道具を最大限に活用できます。道具箱を使いこなせるようになると、作業がスムーズになり、時間も節約できます。また、新しい機能を発見することもできるでしょう。ぜひ、道具箱を積極的に活用し、作業効率の向上を目指しましょう。
道具箱の重要性 | 説明 |
---|---|
道具の理解 | 道具箱の絵と説明を確認し、それぞれの機能を理解する。矢印機能を活用。 |
道具箱のカスタマイズ | 使用頻度に合わせて道具の並び替え、複数の道具箱の使い分け、表示/非表示の切り替えを行う。 |
道具箱の例 |
|
新しい道具の確認 | 新しい道具を使う前に、道具箱の中身とそれぞれの機能を確認し、最大限に活用する。 |
道具箱活用のメリット | 作業の効率化、時間の節約、新機能の発見 |
まとめ
アプリケーションソフトを扱う上で、道具箱のような役割を果たすのが道具並びです。これは、よく使う機能をすぐに呼び出せる場所に表示してくれるため、作業の手間を大きく減らし、時間を節約するのに役立ちます。例えば、文章を作るソフトであれば、文字の大きさや種類を変える、文字を太くしたり色を変えたりするといった、頻繁に使う機能がすぐに使えるようになっています。絵を描くソフトであれば、描くための様々な道具や色などが、すぐに選べるようになっています。
道具並びの大きな特徴の一つに、絵を使った表示があります。それぞれの機能に小さな絵が割り当てられているので、文字を読まなくても、視覚的に機能を理解し、目的の機能を素早く見つけることができます。例えば、はさみのような絵は「切り取り」、虫眼鏡のような絵は「検索」といった具合です。これにより、操作に迷うことが少なくなり、作業を滞りなく進めることができます。
道具並びを使いこなせるようになれば、日々の作業がより円滑になり、作業全体の効率が格段に向上するでしょう。それぞれのソフトによって、どんな機能が道具並びに表示されているのか、しっかりと理解することが大切です。そして、実際にそれらの機能を積極的に使ってみることで、より早く、より正確に作業を進められるようになります。
さらに、多くのソフトでは、道具並びの配置を自分の使いやすいように変更できる機能が備わっています。よく使う機能を優先的に表示させたり、逆にあまり使わない機能を非表示にしたりすることで、自分に最適な作業環境を作ることができます。この調整機能をうまく活用することで、作業効率を最大限に高め、生産性を向上させることができるでしょう。ぜひ、色々な配置を試してみて、自分にぴったりの道具並びを見つけてみてください。
特徴 | 説明 |
---|---|
道具箱 | よく使う機能をすぐに呼び出せる。作業の手間を減らし、時間を節約。 |
絵を使った表示 | 視覚的に機能を理解し、目的の機能を素早く見つけることができる。操作に迷うことが少なくなる。 |
作業効率の向上 | 日々の作業がより円滑になり、作業全体の効率が格段に向上する。 |
配置変更可能 | 道具並びの配置を自分の使いやすいように変更できる。自分に最適な作業環境を作ることができる。作業効率を最大限に高め、生産性を向上させる。 |