外付け機器:手軽に機能拡張
ITを学びたい
『外付け』って、パソコンの外に何かを取り付けるって意味ですよね?どんなものがあるんですか?
IT専門家
そうですね。ハードディスクや光学ドライブなど、パソコン本体の外側に接続する機器のことを指します。例えば、USBメモリも外付け機器の一つです。
ITを学びたい
USBメモリはわかります!でも、どうして外付けにする必要があるんですか?パソコンの中に入れてしまえばいいのに…
IT専門家
確かに、パソコンの中に入れる方法もありますが、外付けにすると手軽に機器を追加したり交換したりできるのが利点です。それに、持ち運びにも便利ですよね。
外付けとは。
コンピューターに関係する言葉で「外付け」というものがあります。これは、コンピューター本体の外側に、補助的な機器を繋げる方法のことです。例えば、外付けハードディスクや外付けのディスク読み込み装置などがそうです。コンピューター本体の中に入れるよりも、外に繋げる方が設置が簡単です。繋げる時には、USBやIEEE1394(電気機器の規格の一つ)といった方法が使われます。
外付け機器とは
計算機の外側につなぐ機器のことを、外付け機器といいます。これは、計算機本体の中に直接組み込む内蔵型とは違い、計算機と外付け機器の間を線でつなぐだけで使えるという手軽さが特長です。内蔵型のように、計算機本体を開けて組み込む必要がないため、誰でも簡単に使うことができます。
たとえば、計算機の記憶する場所を増やすための外付けの記憶装置や、情報を記録したり読み込んだりする外付けの光学装置、文字を入力する装置や印刷機なども、外付け機器に含まれます。他にも、映像を映すための映写機や、音を出すための音声出力装置、計算機と計算機をつなぐための通信装置なども、外付け機器として広く使われています。これらは、計算機本体とは別に、それぞれ独立した機器として存在し、必要な時につなげることで、計算機の持つことができる機能を増やすことができます。
外付け機器を使う大きな利点は、手軽に機能を追加したり、交換したりできることです。もし、計算機の記憶する場所が足りなくなったら、外付けの記憶装置をつなげるだけで簡単に容量を増やすことができます。また、古くなった機器を新しい機器に交換する際にも、計算機本体を買い替える必要はなく、外付け機器だけを交換すれば済むので、費用を抑えることができます。このように、外付け機器は、計算機をより便利に使いこなすための手段として、多くの人々に利用されています。
さらに、持ち運びにも便利です。外付けの記憶装置であれば、大切な情報を別の場所に保管したり、他の計算機で利用したりすることが容易にできます。また、映写機や音声出力装置なども、会議や発表の際に持ち運んで使うことができます。このように、外付け機器は、場所を選ばずに計算機を使うための選択肢を広げる役割も担っています。
外付け機器の利点 | 具体例 | 詳細 |
---|---|---|
手軽な機能追加・交換 | 外付け記憶装置、光学装置、入力装置、印刷機、映写機、音声出力装置、通信装置 | 記憶容量不足の解消、機器の交換費用抑制 |
持ち運びの便利さ | 外付け記憶装置、映写機、音声出力装置 | データの持ち運び、他の計算機での利用、会議や発表での使用 |
計算機の機能拡張 | 外付け記憶装置、光学装置、入力装置、印刷機、映写機、音声出力装置、通信装置 | 独立した機器を必要に応じて接続 |
外付け機器のメリット
外付け機器を使う一番の利点は、手軽に使えることです。パソコンの中身がどうなっているかを知らなくても、線を繋ぐだけで使えるようになります。難しい知識がなくても、説明書きを見ながら操作すれば、誰でもすぐに使い始められます。例えば、外付けの記憶装置なら、パソコンに繋ぐだけで、写真の保存や資料の持ち運びに役立ちます。線を繋ぐだけで使えるので、パソコンの設定を変える必要もありません。
持ち運びしやすいことも、外付け機器の大きな利点です。家と職場など、複数の場所で同じ機器を使いたい時に便利です。例えば、外付けの記憶装置に資料を入れて持ち運べば、どこでも同じ資料で作業ができます。また、外付けの画面を繋げば、大きな画面で作業できるので、家では映画を見たり、職場では資料作りに活用したりできます。このように、場所を選ばずに使えることは、外付け機器の大きな魅力です。
さらに、パソコンを買い替える時にも、外付け機器はそのまま使い続けられます。パソコン本体を新しくしても、外付け機器はそのまま使えるので、データの移し替えや設定変更の手間が省けます。例えば、外付けの記憶装置に大切な写真や資料を保存しておけば、パソコンが壊れてもデータは守られます。また、新しいパソコンに外付け機器を繋げば、すぐに以前と同じ環境で作業を再開できます。これは、時間と労力を節約できる大きなメリットです。
このように、外付け機器は使い勝手が良く、パソコンをもっと便利に活用するための有効な方法です。手軽に使える、持ち運びしやすい、パソコンの買い替え時にも対応できるといった多くの利点があるため、パソコンを使う上で欠かせないものと言えるでしょう。
利点 | 説明 | 例 |
---|---|---|
手軽に使える | パソコンの中身がどうなっているかを知らなくても、線を繋ぐだけで使える。難しい知識がなくても、説明書きを見ながら操作すれば誰でもすぐに使い始められる。パソコンの設定を変える必要もない。 | 外付けの記憶装置なら、パソコンに繋ぐだけで、写真の保存や資料の持ち運びに役立つ。 |
持ち運びしやすい | 家と職場など、複数の場所で同じ機器を使いたい時に便利。 | 外付けの記憶装置に資料を入れて持ち運べば、どこでも同じ資料で作業ができる。外付けの画面を繋げば、家では映画を見たり、職場では資料作りに活用したりできる。 |
パソコンを買い替える時にも、そのまま使い続けられる | パソコン本体を新しくしても、外付け機器はそのまま使えるので、データの移し替えや設定変更の手間が省ける。 | 外付けの記憶装置に大切な写真や資料を保存しておけば、パソコンが壊れてもデータは守られる。新しいパソコンに外付け機器を繋げば、すぐに以前と同じ環境で作業を再開できる。 |
接続方法の種類
パソコンに周辺機器を繋ぐ方法はいくつかあります。代表的なものとして汎用直列バスと無線接続が挙げられます。汎用直列バスは現在最も広く使われている接続方法で、様々な機器に対応しています。この接続方法の特徴は配線が一本で済む点です。この一本の配線でデータの送受信と機器への電力供給を行うことができます。そのため、手軽に機器を接続できる点が大きな利点と言えるでしょう。また、近年では規格の進化により、高速なデータの送受信も可能となっています。例えば、動画や写真の保存、読み込みなども速やかに行うことができます。
一方、無線接続は配線を使わずに機器を接続する方法です。代表的な規格としては無線汎用直列バスや近距離無線通信などがあります。無線接続の最大のメリットは配線が不要な点です。机の上が配線で乱雑になることもなく、機器の置き場所にも自由度があります。近距離無線通信などは対応機器同士を近づけるだけで接続が完了するため、非常に手軽です。また、無線汎用直列バスもパソコンに専用の部品を取り付けるだけで利用できるものが多いため、導入のハードルは高くありません。
このように、機器を接続する方法は様々で、それぞれに利点があります。機器を使う目的や環境に応じて、最適な接続方法を選ぶことが大切です。例えば、高速なデータ転送が必要な場合は汎用直列バス接続が適していますし、配線の煩わしさを避けたい場合は無線接続が便利です。機器の仕様や対応している接続方法をよく確認し、自分に合った方法を選びましょう。
接続方法 | 種類 | 特徴 | メリット | 用途 |
---|---|---|---|---|
汎用直列バス | – | 配線が一本で済む データ送受信と電力供給が可能 |
手軽に接続できる 高速データ送受信 |
動画や写真の保存、読み込みなど |
無線接続 | 無線汎用直列バス | 配線が不要 | 配線不要 機器の置き場所の自由度 手軽な接続 |
– |
近距離無線通信 |
外付けハードディスクについて
外付けの記憶装置は、計算機の本体とは別に情報を蓄えておくための機器です。この機器を使うことで、計算機本体の記憶領域が足りなくなった際に、手軽に記憶容量を増やすことができます。例えば、写真や動画、音楽といった大きなデータを持つファイルを保存しておくのに役立ちます。また、計算機本体が壊れてしまった場合でも、この装置に保存しておいた情報は失われにくいという利点もあります。
外付けの記憶装置には、様々な種類があります。記憶容量の大きさや値段、そして機能も様々です。自分に合ったものを選ぶことが大切です。例えば、持ち運ぶことが多い方は、小型で軽いものを選ぶと良いでしょう。また、大きなデータを頻繁に扱う方は、記憶容量の大きなものを選ぶ必要があります。さらに、万が一の落下や水濡れに備えて、衝撃に強く、水に強い製品を選ぶという方法もあります。これらの製品は、大切な情報をより安全に守りたい方に特におすすめです。
外付けの記憶装置を接続する方法はいくつかあります。計算機本体とケーブルで繋ぐ方法が一般的です。ケーブルには様々な種類がありますが、最近では高速でデータのやり取りができるものも増えてきています。また、無線で接続できる製品もあります。無線接続であれば、ケーブルが邪魔になることがなく、すっきりとした環境で作業できます。
このように、外付けの記憶装置には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。自分の使い方や目的に合わせて、最適なものを選びましょう。購入前に、商品の説明をよく読んで、必要な機能や性能を持っているか確認することをお勧めします。
外付け記憶装置の利点 | 種類と選び方 | 接続方法 |
---|---|---|
|
|
|
外付け光学ドライブについて
外付け光学ドライブとは、パソコンの外に接続して使う、円盤状の記録媒体を読み書きする装置のことです。この記録媒体には、音楽データや映像データなどを保存できます。近頃発売されているパソコンの中には、この光学ドライブを内蔵していない機種も多くなってきました。しかし、外付け光学ドライブを使うことで、内蔵されていないパソコンでも記録媒体の読み書きができます。
外付け光学ドライブの主な用途は、大きく分けて二つあります。一つは、記録媒体に保存されているデータを読み込むことです。例えば、昔のパソコンに保存していたデータを取り出したり、市販の音楽ソフトや業務ソフトを読み込んでパソコンに組み込んだりするときに使います。もう一つは、パソコン内のデータを記録媒体に書き込むことです。自分で作った資料や動画などを書き込んで保存したり、配布したりすることができます。書き込んだ記録媒体は、他のパソコンでも再生できます。
外付け光学ドライブには様々な種類があります。読み書きできる記録媒体の種類は製品によって異なり、音楽用のもの、映像用のもの、大容量データ用のものなどがあります。また、読み書きの速度も製品によって違います。高速で読み書きできる製品は作業時間を短縮できますが、価格も高くなる傾向があります。さらに、パソコンとの接続方法も製品によって異なります。接続には、主にケーブルを用います。ケーブルの種類も様々なので、パソコンに合う接続方式のものを選ぶ必要があります。このように、外付け光学ドライブには様々な種類があるので、自分の使い方に合った製品を選びましょう。予算や用途、パソコンの性能などを考慮して、最適な一台を見つけることが大切です。
項目 | 説明 |
---|---|
外付け光学ドライブとは | パソコンの外に接続して使う、円盤状の記録媒体を読み書きする装置。近頃発売されているパソコンの中には、光学ドライブを内蔵していない機種も多くなってきた。 |
主な用途 |
|
種類 |
|
製品選びのポイント | 自分の使い方に合った製品を選ぶ。予算や用途、パソコンの性能などを考慮する。 |
選び方のポイント
パソコンの外付け機器を選ぶ際には、いくつか注意すべき点があります。まず、接続方法を確認しましょう。現在お使いのパソコンに対応しているか、また、将来買い替えるパソコンでも使えるかなどを考えると、長く使えて便利です。接続端子の種類や規格をよく調べて、自分のパソコンと合うかを確認することが大切です。
次に、保存したいデータの量を考えて容量を選びましょう。写真や動画、書類など、保存するデータの種類によって必要な容量は大きく変わります。普段どのくらいの量のデータを保存しているか、これからどのくらい増えるかを予想して、適切な容量を選びましょう。大きすぎても小さすぎても困るので、慎重に検討することが大切です。
データの読み書きの速さも重要です。作業の効率に直結するため、特に大きなファイルを扱うことが多い方は、高速なものを選ぶと良いでしょう。読み書きの速度は製品の仕様に書かれているので、比較検討してみましょう。少し値段が高くても、作業時間が短縮されれば、結果的に時間とお金の節約につながります。
もちろん、値段も重要な要素です。予算に合わせて、自分に合った製品を選びましょう。機能や性能が良い製品は高価な場合が多いですが、必ずしも高価な製品が自分に必要とは限りません。自分の使い方や必要な機能を明確にして、予算内で最適な製品を選びましょう。
さらに、持ち運ぶことが多い方は、大きさや重さ、丈夫さなども考慮しましょう。軽くてコンパクトな製品は持ち運びに便利ですが、衝撃に弱い場合もあります。逆に、頑丈な製品は安心感がありますが、重くてかさばる場合もあります。自分の使い方に合わせて、適切な製品を選びましょう。色々な会社から様々な製品が出ているので、購入前にしっかりと調べて、じっくりと比較することをお勧めします。
項目 | 詳細 |
---|---|
接続方法 | 現在のパソコンと将来買い替えるパソコンとの互換性、接続端子の種類と規格の確認 |
容量 | 保存するデータの種類と量、将来的な増加予測を考慮 |
データの読み書きの速さ | 作業効率への影響、製品仕様の比較、高速な製品は価格が高くても時間とお金の節約になる場合も |
値段 | 予算に合わせた製品選び、高価な製品が必ずしも必要とは限らない、使い方と必要な機能を明確にする |
大きさ、重さ、丈夫さ | 持ち運びの頻度、軽さとコンパクトさ、衝撃への強さ、自分の使い方に合った製品選び |
比較検討 | 様々な会社から様々な製品が出ているため、購入前にしっかりと調べてじっくり比較検討 |