ネットワーク INSネット1500を詳しく解説
電話会社として知られるエヌ・ティ・ティが過去に提供していたアイ・エス・ディー・エヌという仕組みを使ったインスネット1500という通信サービスがありました。アイ・エス・ディー・エヌとは、統合サービスデジタル網の略で、音声と様々な情報を一つの回線で同時にやり取りできる技術のことです。この技術を活用したインスネット1500は、それまでの通信速度と比べて非常に速いデジタル通信を可能にしました。インスネット1500では、一つの電話番号で最大二つの回線が使え、それぞれの回線で最大毎秒128キロビットという速度で情報を送受信できました。当時の主流であったアナログ回線と比べると、この速度は段違いに速く、インターネットの普及に大きく貢献しました。まるで細い管から太い管に変わり、一度にたくさんの水を流せるようになったようなものです。また、インスネット1500は音声通話もデジタル化することで、クリアな音質を実現しました。従来のアナログ回線では、雑音やノイズが混じることもありましたが、デジタル化によってクリアで聞き取りやすい音声通話が可能になったのです。まるで濁った水から澄んだ水に変わったような変化でした。さらに、インスネット1500は一つの回線で情報通信と音声通話を同時に行うことができました。これは画期的なことで、例えばインターネットを使いながら電話で話すといったことが可能になりました。複数の作業を同時に行えるようになり、通信の便利さを格段に向上させました。このように、インスネット1500は速い情報通信とクリアな音声通話を兼ね備えた、当時としては非常に画期的なサービスだったのです。
